それから私は気をまぎらわすためにも少し早めの夕食を作ることにした。





なんだかやっぱりアイツとは極力関わりたくないし。(といっても同居してるから関わってるけど)





本当にこれからどうなっていくのか。





と、そのときちょうど荷物を片付け終わったのか柊聖がリビングに戻ってきた。






「そういえばさ麻衣って料理できんの?」





「そりゃあ人並みにはできるよ」






「麻衣の料理楽しみにしてる」





ドキッ






えっ!?今一瞬でもアイツにドキッとした!?





いやいやいやそんなわけない!きっと気のせい気のせい…




不意打ちでアイツが笑ったから私もおかしくなっただけ。