「これー、落としたけど。」 ひとつのペンを拾い渡す。 「あっれ、ごめーん!ありがと!」 優海くん。今日も元気だなぁ。 「ううん。どう致しまして。」 「待って!」 いきなり腕を掴まれた。 思いがけなくて、変な声が出た。 「うえっ?!」 恥ずかしくて思わず口を隠す。 顔も赤くなっている。 もう…変な声でた最悪…