好きなんだよ、バカ




「あ、先輩!」



「今試合じゃないよね?
こっち来て一緒に喋ろー!」



「あ、はい!」




タタタッと先輩たちの元へ向かっている間にふと気づく。



……私、体臭…



それが気になってしまったから、私は例のごとく10メートルほどの間隔をあけて立ち止まった。




「え、なっちゃーん。
もっとこっち来なよー」



「や、あの…お気になさらず!!」



「や、気になるしー…って、蓮?」




立ち止まったまま私は動かなかったんだけど



それを見た山岡先輩の方から、私に近付いてきた。



え、え、



来たら困るよ…っ