一応、体育の中でも種目を選択出来て、
私は、バドミントンを選択したんだけど
ダブルスをやるために、ペアをくじ引きで決めるから、好きな子と組めないんだよね。
高木くんと喋るようになったのも、これがきっかけで
一番最初の授業の時に、ペアになった。
あの時はまだ、お互い遠慮がちって感じだったから、
紳士的な部分もあったんだけど…
今となっては…
───スカッ
「テメーどこに目ついてんだヘッタクソ!!」
空振ったらこれだよ!どんくさいんだから仕方ないじゃん!
さらに高木くんが上手いから、余計に迷惑かけたくないっていう息苦しさがあるわけで。
だからコイツとペアになりたくなかったんだ!!