「うるさいのはそっちでしょ!?
勝手に話に入ってきといて……黙れってなんなのよ!」
私が高木くんに怒鳴ると
「…っ、
っだから、お前が前園さんを放ってるからだろ!?」
高木くんも私に向かって怒鳴る。
そんな高木くんの声を聞いていた星菜が
「えっ、ううん!気にしてないよ!
同じ中学みたいだから、わたしは話入れないしさ!
高木くん、気を遣ってくれてありがとう」
と、満面の笑みを浮かべた。
うぅ、星菜良い子すぎる。それに可愛すぎる。
「逆に気を遣わせちゃったね、ごめんね星菜…」
「ううん!ホントに気にしてないから!
ナツが楽しいなら、それでいいよ!」
ホントに優しい。星菜は天使だ。



