ペラッとその紙を広げると



そこに書かれてたのは文章とかじゃなくて



……『俺』の絵、だった。



……なん、で、



これ…




「なんだよ…これ」




そこに描かれた俺は、



満面の笑みで。



まるで



これを描いた人が、『俺を好きだ』って言っている気がした。