今日は先生がいなくて 好きなもの描いてていいらしい。自習みたいなものだ。 だから喋ってもいいんだけど 「あんまり…その、 教室では話したくないんだけど…」 「もしかして、 …高木くん?」 星菜の問いに、小さくうなずくと、 星菜は 「ごめん…。 わたし、余計なことしちゃってたかも…」 「え?」 そう言って謝る。 星菜が何をしたか知らないけど 星菜は悪くない。むしろ、 ずっと、私が晃汰を好きだったこと、気付いててくれたはず。