好きなんだよ、バカ





……なに言ってんだよ、俺。



こんなの、ただの嫉妬じゃん。




────カタッ…



今度こそ外靴に履き替えようとしたところで、



近くで物音がしたことに気付いた。




「……おい、
今、そっちの下駄箱から物音しなかったか?」



「え、」





俺が言うと、成瀬が物音がした方へ行く。



そしてすぐに戻ってきて




「誰もいねーけど、」



「……けど?」



「下駄箱、1つ開いてる」




そう言うから、覗いてみれば…



開いてた下駄箱は、



南月ちゃんのところだった。