毎日、イライラしてた。 晴希に。 何も出来ない自分に。 「なぁ、相澤」 「……何?」 ある日の放課後、 下駄箱で靴を履き替えていると、晴希の友達の、成瀬が俺に話しかけてきた。 ……めんどくせぇ。なんの用だっつーの。 「最近さ、晴希に構ってる女の子いるじゃん? あの子、なんなんだ?」 「…………」 南月ちゃんのこと…だよな。 「委員会が一緒なんだって」 「そうなんだ? 別に、晴希が狙ってるわけじゃないんだな?」 ……狙ってるわけじゃない…はずだ。 アイツは彼女一筋だ。俺はそう思ってる。