好きなんだよ、バカ








翌日。



学校に来ると、玄関の傘立てに見覚えのある傘が。



昨日貸したやつ、もう返ってきたのか。



てことは、あの子、学校来てるんだな。



よかった……。












教室に行くと、



晴希が、手紙らしきものを渡してきた。




「それ、なっちゃんから」



「なっちゃん?」



「昨日の子。
綾瀬南月ちゃんっていうから、
なっちゃんって呼んでる」




……綾瀬…南月ちゃん。



かわいい子だった。