ただあれは、記憶だけだともったいないから、 形に残したかっただけなの。 何も考えずに描いた……はず。 「あっ、 授業始まっちゃうね、 準備しなきゃ!」 当番の仕事がまだ残っていたから、星菜は急いで残りの仕事をやっていた。 ……はぁ…。 このことが他の人にバレたら、 私、確実にストーカー扱いされそう…。 とにかく気を付けなきゃ。 アイツとも、出来るだけ関わりたくない。