考えてもわっかんね!



……綾瀬のこと、知りたいけど



俺にそんな資格、ないじゃん。



アイツは俺に怒ってばっか



そんで……先輩の彼女。



俺は……アイツの友達にもなれてなかったりして。



はは。笑える。




「はぁー……」




“晃汰”って呼んでもらえて、少しは近付けたって思ったのに



その瞬間に先輩と付き合い始めるし



俺なんて眼中になさすぎ。



アイツ、鈍感だから



俺の気持ちにも、全然気付いてないんだろうけど



俺だって…先輩に負けないくらいお前のこと…