好きなんだよ、バカ




「……おい、大丈夫か?」




苦しそうだけど



どうやら意識はないみたいだ。




「う…」




短く唸ると、綾瀬は首を横にたおす。



そのせいで、額についていた冷えピタが剥がれた。



……つかこれ、だいぶぬるくなってんな…。



替えてやろうと思い、さっき買ってきた冷えピタを開けた。



その時




「……東、夜…
蓮、くん……」



「…」




綾瀬の口から、先輩の名前が出てきた。