好きなんだよ、バカ




……え、そうなんだ。



弟が妬くくらい…とか、



意外と、アイツに近付けてんのかな…




「高木さん、
オレちょっとまだ買い物があるんで、
先に帰って姉ちゃんに冷えピタ渡してもらえませんか?」



「あぁ。わかった」




弟はそう言うと、冷えピタの入ったビニール袋と、鍵を渡してきた。



……ん?鍵??




「家の鍵です。
オレが帰る前に帰るなら、
鍵かってポストに入れといてください」




弟はそれだけ言って、



来た道とは違う道を歩いていった。