ー…懐かしいなぁ…

放課後、友人と別れたあすかは一人幼き日の記憶を思いだしながら約束したあの場所に歩いていた。

「あれが5才のときだからー…12年かぁ…長いなぁ…」

懐かしい記憶を思いだし嬉しそうに微笑んでいたあすかは、ふっと瞳を閉じ悲しそうな笑みを浮かべた。

ー…琉生くんとの約束…