『立花さん、俺と付き合ってくれないかな。
高校の時から好きでした。』
「え?…」
彼と目線が合ってたのに、
恥ずかしくなってすぐに逸らしちゃった。
下を向いたままにテンパってる私。
「…あぁ、あ…え…えっと…」
『テンパりすぎ(笑)』
やっと彼の方を向けた。
「ごめん…(笑)」
『どうかな?』
私も好きです。って言いたかったんだけど、
好き。って1言が出て来ない。
『ごめんね。急かして。
車どこ停めた?そこまで送るよ。』
「この上のとこ…」
『分かった。』
エンジンをかけて、車を出してくれる彼。
