昼休みになり、私は友達と食堂に 来ていた
「てかさ、風海ってかっこいいけ どよく遅刻してくるよね」
友達の一人が、そう言った
「確かに!噂だとなんかアイツ、 病弱らしいよ?」
「へえ!顔はまあまあだけど、残 念だわ」
なんだかこの会話は、私は聞いて いるのが無償に苛立った
「私の彼氏なんて、マジ風邪ひか ないからね!」
「バカなんじゃない?」
「なんだってえ?」
つまらない会話
気づけば私は何も話していなかっ た
学校っていう場所にとらわれて
私は学校が人生の全てだと、そう 思ってしまっている
だけど、高校生活はもうすぐ終わ る
私はまだ進路を決めてないけど
未来はすぐにきてしまう


