君と明日を




リビングでは
蓮の父親の 篠宮 拓真 (タクマ)と
母親の 悠(ハルカ) が
ソファでくつろいでいた


「おはようございます。」
と、挨拶をすると
優しく笑いながら返してくれた



篠宮家には本当にお世話になっていて
元老院を管理してくれている



他には 私が生まれる前から
王李の屋敷で働いていた
メイドの七瀬と美波
執事の黒田

みんなは
元々は人間で お父様とお母様の
友達だった
本人たちの希望でヴァンパイアになった



みんなも大切な家族


「優愛、ほら勉強するぞ」



そういいながら
蓮は 書斎に入っていった


美波から紅茶をもらって
それを飲んでから 書斎に、向かった