頭が真っ白になりながらも

音楽室から教室まで私は

とぼとぼと歩いた。

悩みたくなかった。

私はさっきのはいつものノリ

だと思ってもう一回5人に話しかけてみた

「皆どうしたん~?!なんで無視すんねんっ!笑」

一瞬静かになった。

冷たい空気、皆の目、視線。



怖かった。




沈黙が続いた中、打ち合わせをしていたかのように
皆立ち上がり歩いていった。



咲希を先頭にして。