でも、青い髪の不思議な雰囲気をもつ少女が

私を助けてくれた。

その子はルリと言った。

私は気付けばルリとは

親友とまで言える親しい関係になっていた。

ルリはおそらく、

私の仲間だ。

でも、見た目からして

あの"アバディニア家"の人だと思われる。

お互い勘付いていたけれど、

確かめることはしなかった。