私は不思議で仕方なかった。 なんでただ聞いただけなのに 一向になにも言おうとしないのか。 嫌な予感が私の頭をよぎった。 でも、なるべく考えないようにした。 それから、 その日あったことについては聞かないようにした。 その方が楽だったからだ。