「…ルリ?」

ゆっくりと起き上がると体がチクチク痛んだ。

でも立ち上がり

そこら辺をうろついていると

ドアからお兄ちゃんが入ってきた。

でもその顔は私を助けてくれた時とは全く違い

完全に飲み込まれたことを物語っていた。

「こっちこい。」

強引に腕を引っ張られ

私は違う部屋に連れて行かれた。