私と仲間の、青春物語。




それから私はあちこちのパートを回り、いろんな楽器に触って、吹いて、たたいて、弾いた。



どのパートの先輩も明るく親切で、緊張もほぐれていった。



その日は親に連絡してなかったため、早めに帰宅。






その後数日間の体験入部にも私は参加し、なんとなくいろいろコツが掴めた気がしていた。




そして私は、気がついたら入部届けを提出していたのだった。



体験をしているときに「入部するつもりなの?」と聞かれ、「もう入部届け出しました!」って答えたときの、先輩たちの喜びようといったらまあすごい。



歓迎されているようで、私は嬉しかった。