「恭一!ありがとーー‼︎」 興奮しすぎて、思わず恭兄に抱きついた。 だって… オムライス作るのはいつも私からで、恭兄から作ることは超珍しいんだよ!? 恭兄どうした!? 風邪でもひいたのかな? 「おわっ、…ちょ…たくお前は」 どんだけお子様なんだよ。 そう言って、私の背中をポンと軽く叩いた。 お子様でもいいんだ‼︎ オムライスのためならばね! 「おら、さっさと荷物片付けてオムライス食うぞ。」 「うん!」 私はルンルン気分で自分の………… というか、恭兄と共同の部屋へと向かった。