……ちょっと誰か恭一をどうにかしてくれないかな。 せめて高校は別々に… 「おい、恭香。英語の教科書かせ」 恭兄が窓から顔を覗かせる。 「え、また?恭兄何回教科書忘れんのさ。」 「…別にいいだろ。」 ロッカーから英語の教科書を取り出し、恭兄に渡すと、恭兄の後ろから剣司くんが出てきた。