「南生、目が腫れてる」
朝一で学校へ着くなり、友だちの実沙ちゃんが指摘してきた。
「どうしたの? また、直哉くん絡み?」
頬に手を当て、首を傾げ、彼女は聞いてくる。
ふわふわの天然パーマが肩先で揺れる。どんぐりまなこがじっと私を見据えている。
真顔でも微笑んでいるように見える。それは彼女の口角がきゅっと上がっているからだ。
「悩んでて……ゆうべ、眠れなかったのよ」
私はそう答えながら自分の席へ座り、鞄をとんと置くと実沙ちゃんはしゃがみこみ、私の顔を下から覗き込んでくる。
類は共を呼ぶ、というのか、実沙ちゃんは立ち振る舞いも話し口調も私と同じようにおっとりとしている。
血が繋がっていても性格がまるで違う2人の妹よりも、実沙ちゃんの方がずっと私に近い気がする。
「私は、彼氏がいたことないけれど、いたらいたで大変よねぇ」
私はため息をついて返事をする。
朝一で学校へ着くなり、友だちの実沙ちゃんが指摘してきた。
「どうしたの? また、直哉くん絡み?」
頬に手を当て、首を傾げ、彼女は聞いてくる。
ふわふわの天然パーマが肩先で揺れる。どんぐりまなこがじっと私を見据えている。
真顔でも微笑んでいるように見える。それは彼女の口角がきゅっと上がっているからだ。
「悩んでて……ゆうべ、眠れなかったのよ」
私はそう答えながら自分の席へ座り、鞄をとんと置くと実沙ちゃんはしゃがみこみ、私の顔を下から覗き込んでくる。
類は共を呼ぶ、というのか、実沙ちゃんは立ち振る舞いも話し口調も私と同じようにおっとりとしている。
血が繋がっていても性格がまるで違う2人の妹よりも、実沙ちゃんの方がずっと私に近い気がする。
「私は、彼氏がいたことないけれど、いたらいたで大変よねぇ」
私はため息をついて返事をする。



