「何しに来たのよ」
私は嬉しさの反面、とまどいを覚えていた。
「何って、紗生に会いに」
「具合はどうなの」
彼が倒れたのは昨日の今日の話だ。
「極めて良好」
彼はしれっとしている。今の彼には、この間見せたような照れや気まずさはない。
ピンポンパンポーン、とそこで校内アナウンスが流れた。
『本日、16時より学級委員会が行われます。各クラスの委員は出席なさいますようお願いいたします。繰り返します。本日、16時より――』
「学級委員会かぁ」
私はひとりごちた。
厄介な集まりだ。でも、その役目も今期でもう終わり。開放された気持ちもあるし、感慨深い気持ちもあった。
「なに、学級委員だっけ、紗生」
「うん。でも今日で終わり。終わりにしたの」
私は嬉しさの反面、とまどいを覚えていた。
「何って、紗生に会いに」
「具合はどうなの」
彼が倒れたのは昨日の今日の話だ。
「極めて良好」
彼はしれっとしている。今の彼には、この間見せたような照れや気まずさはない。
ピンポンパンポーン、とそこで校内アナウンスが流れた。
『本日、16時より学級委員会が行われます。各クラスの委員は出席なさいますようお願いいたします。繰り返します。本日、16時より――』
「学級委員会かぁ」
私はひとりごちた。
厄介な集まりだ。でも、その役目も今期でもう終わり。開放された気持ちもあるし、感慨深い気持ちもあった。
「なに、学級委員だっけ、紗生」
「うん。でも今日で終わり。終わりにしたの」



