大地くんは、すげー、と手を叩く。
「あとは……どっちが玖生だ?」
野生の勘か? 森村くんは何故だか私だけ解ったらしい。
「俺、解んね」
「ちょっとー。大地、自分のカノジョぐらい当ててよね。ほら、ネイル! 指輪! ちゃんとしてるでしょお、私」
玖生が耐え切れず両手でゲンコツをつくり、高く上げて憤慨している。
「ははっ。お前が玖生か。悪い悪い」
大地くんは玖生の彼氏だったのか。そうか。
このじゃじゃ馬にも彼氏ができたか――。
「ちょっと、いつまで腕掴んでるのよ」
私は森村くんに掴まれたままの腕を振り解く。
「ああ、ゴメン」
彼は言葉だけで謝る。
「じゃ、私、放送係だから」
私は大地くんから文実の青い法被を受け取り、羽織った。
「あとは……どっちが玖生だ?」
野生の勘か? 森村くんは何故だか私だけ解ったらしい。
「俺、解んね」
「ちょっとー。大地、自分のカノジョぐらい当ててよね。ほら、ネイル! 指輪! ちゃんとしてるでしょお、私」
玖生が耐え切れず両手でゲンコツをつくり、高く上げて憤慨している。
「ははっ。お前が玖生か。悪い悪い」
大地くんは玖生の彼氏だったのか。そうか。
このじゃじゃ馬にも彼氏ができたか――。
「ちょっと、いつまで腕掴んでるのよ」
私は森村くんに掴まれたままの腕を振り解く。
「ああ、ゴメン」
彼は言葉だけで謝る。
「じゃ、私、放送係だから」
私は大地くんから文実の青い法被を受け取り、羽織った。



