少女チック。

「うわぁ…ひどいお迎えですね。」


少女が俺の後ろ辺りにいる。
俺はテレビに夢中だった。


「あの……タオルとかはありませんか?びしょ濡れなんです。あなたもですけど…」


少女よりもテレビ優先な俺だから


「どっかあると思うから使っといて。」


それしか言わなかった。


「うわぁ…ひどいですね。」


少女が一人俺の家を歩き回っていた。


少女が俺に何か話かけても


「へぇ~…。」


「その辺にあると思うんじゃない?」


こんな風などうでもいいような対応しかしなかった。