センパイ、俺のこと好きでしょ?


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部活が終わり、私は1人部室掃除をしていた。


ガチャーーーーーー


ドアの方をみると宮澤先輩が立っていた。



「あ、宮澤先輩。お疲れ様です」



『楓ちゃん、今日一人だけど部室掃除大丈夫…?


なんなら俺が手伝っても…』



「いやいや!大丈夫ですよ!



宮澤先輩は帰ってセンター試験の勉強してください!」



まだ4月の半ばだけど高校3年生のみんなにとってはセンター試験が大事だからなぁ…



『そ、そうか…ほんとごめんな?


ならまた明日!』




「はい!お疲れ様です」


ガチャンーーーーーー


宮澤先輩は部室を出て行った。