成瀬くんは私の顔を見てニコっと微笑む。 『おーお前らか〜新入部生ってのは〜 あれ?お前、昨日の…』 遅れてやってきた柊磨が成瀬くんを指差す。 『どーも柊磨先輩。よろしく』 『お前先輩には敬語を使えよな〜!』 『さーせん』 ピピーッッ 『なら今日は経験あるやつもないやつもまずは基礎からな〜!』 宮澤先輩が笛吹き、メンバーに声をかける。 みんなは宮澤先輩の指示に従った。