次の日は、悲しい事実を知った上で私は必死に演技した。

好きだって悟られまいと。

その演技した日、遊ぶ事になった。
朝っぱらから決めたから私はただ本を読む給食待ちの時間を、ただ伏せる時間に利用した。

憂鬱だったから。

すると、好きとは知らない神家さんが
「おい、大丈夫か?」

私は生ぬるい返事をする
「あぁ…うん。」

また伏せるから、また神家さんが
「おい、ほんまに大丈夫か!?」

私は理由を付けて話す
「うん、大丈夫。ただ疲れただけ。」

すると
「そっか。」

微笑みながらそう言った。

好きじゃないなら、そんなに心配しないでよ…。
期待しちゃうよ…