その“林田達平”と紹介された彼は、席が空いていた菜乃の隣に座った。


ちなみに私の席は窓側の一番後ろ。


菜乃は私のすぐ前の席だから“林田達平”は私の斜め前の席に着いた。







―――まさかこの“林田達平”のせいでこのあと大惨事が起こることを知らない―――