恋人がニノ♡

着いたらまず、お気に入りの洋服屋に行って、カフェに行って...なんて
考えてたら電車が駅に着いていた。
出口を抜け、洋服屋に向かって歩いていたら、見たことある人が...
うそ...優とゆりかだ。
どうしよどうしよ!とりあえず優達と逆の方向に全速力で走る。
後ろを振り返りながら走っていたら、人にぶつかって倒れてしまった。
『すいません!大丈夫ですか!?』
あっちから声がかけられた。
しかしここでうちの人見知り発動。
大丈夫です。って言いたいのに声が出ない。
下を向いてオロオロしていたら、指の長いスラッとした手が伸びてきた。
上を向くと知っている顔が。