「・・・仕事仕事」 考えるといろいろ辛くなってきたので仕事に意識を集中させる。 ・・・というかほんとにこいつどれだけ仕事溜めてんだ。 「西山はねえ、真面目だけど容量悪いからどうしても作業が遅いのよねえ」 カチャカチャとキーボードをたたく音と共にでも、と付け足す声も混ざる。 「あの子さりげなく鋭いのよね。いい意見だすし」 メリットがあれば当然デメリットもあるわよ。人間だもの。 彼はそう言って缶コーヒーを煽った。 ・・・くっそう。 なんかいいこと言ってるよ。