クラスにはもう何人か人が居たけどまだ
来てない人もいた。席は……ここかな?
一列目の一番後ろラッキー!隣は……
全く知らない人だ……大丈夫かな……?
彼は私の視線に気付いたのかクルッと
こっちを向いた。
ーードキッ!
うわぁ!イケメンさんだぁ!!カッコイイ!
クラスはあんまりだけど席は結構いいかも!?
「俺、赤城涼。よろしくな!涼でいいよ!」
涼くんかぁ……名前もカッコイイ!
「わ……私、伊藤日和です。」
うわ……緊張しすぎ!変な人って思われて
無いかなぁ?
「日和でいいかな?」
「えっ!あっ……うん。大丈夫……」
いきなり名前でってちょっと恥ずかしい……
今までお父さん位だったから……。
「顔、赤いよ?大丈夫??」
えっ!うそ!顔にまで出てるの!?
そういえば私赤面症だった……!
「えと……大丈夫です。」
「そっか!なら良かった!」
太陽みたいな笑顔で笑った涼くんに
私は一目惚れしてしまった……