あれから、つぎの日も、そのつぎの日も、学校は全く楽しくなかった。 世界がモノクロのように見えてしまう自分が嫌いでたまらなかった。 「美優、一緒に帰ろう」 「…奏多」 奏多だけは、ずっと私のそばにいてくれた。 奏多の優しい声が私を包む。 「美優…?」 「あ、ううん。帰ろっか!」 「おうっ」 私はチラッと南斗と麗花を見る。 二人で楽しそうに話していて、何も出来ない自分が腹立たしくて。 つい、私があの場所にいたかったのにって、麗花に恨みを持っちゃう。