「美味しいよ、美優?食べないの?」 「あ、うん。食べるよ…」 口の中に入れたケーキは甘くて、泣きそうになる自分を元気にしてくれた。 店員さんが言ったように、落ち着かせてくれた。 『南斗のことは好きじゃない』 きちんと考えた結果がこれだった。