blue*spring



それから私たちは、新しく出来たカフェに向かった。



「あ、美優!あれだよっ」



麗花が指さす方向を見ると、可愛らしいこじんまりしたカフェがあった。



「うわぁー…可愛い」



私は、つい言葉をもらした。


こんな可愛いカフェ、私だったら知らなかった。

麗花が教えてくれたおかげで知れたんだ。




麗花は「入るよ?」と言って、私の手を引いた。



「いらっしゃいませ」



ふりふりの可愛い店員さんがいた。




「二名で、あまり話を聞かれない場所ありますか??」


「はい、ございますよ。ご案内いたしますね」




ん…??

話を聞かれない場所??


そんな大事な話をするのかな?





なぜだか、不安でたまらなかった。




「麗花…普通の話だよね」



「…わかんない…かな」



そんな麗花の言葉は、ますます不安にさせた。