blue*spring



それがいつも、羨ましかった。


私の一歩前で、いろんな人から好かれている。


親友なんだけど、いつも羨ましくてしかたなかった。



可愛くて、優しくて、私の持ってないものをなんでも持ってる。



毎回、そんな風に思う自分が大嫌いだった。




「麗花…私、やっぱり…」



今日は、なんだか行きたくないって言おうとした。



なのに、麗花はクルッと振り返って、「え?どうしたの?」と言って笑ってくれた。



「ううん、やっぱり行く…」




麗花を断れない。


麗花に悲しい思いなんてさせられない。



麗花の笑顔を見てるとそんな風に思ってしまうんだよね。