blue*spring



「あ、麗花~!ごめんね、お昼食べ終わった??」



「食べ終わったよー!美優ったら、昼休みになった途端、消えちゃうんだもん!あれ?南斗も…一緒だったの?」



「ううん、さっきそこで会ったの」



「……………そっか。だよね」



なにが『だよね』なんなんだろう。



まぁ気にしなくていいか…な?




「あ、美優…!」



奏多が急に私を呼び止める。


「ん?なに?」


「今日は…帰れるのか?」


「今日はねー…「残念~!美優は今日、あたしとデートなの!!」


「れ、麗花!?」



肩から顔を出して、奏多に自慢するようにいう。




「そ、そうなのか!?」



奏多がものすごい勢いで話しかけてくる。



「美優、あたしと新しいカフェ…」



麗花がキラキラした目で見てくる。



うわぁ!断れない!




「私、麗花とデート…かな」



確かに約束してたのは本当だし。


ただ、昨日の今日で行くとは思わなかった。