愛「ただいまー」



日向「遅いんだよ、トップモデルの日向様を待たせんじゃねぇーよ」




マネ「お、おい!社長の娘さんだぞ!」






私の母は芸能事務所の社長をしている
けっこう大手の事務所なだけに仕事が忙しく、ほとんど家に帰らない



日向「関係ねぇーよ、こいつは俺のペットだし」

愛「あんたのペットになった覚えないんだけど…」

日向「口答えすんな、タマ」

愛「…(怒)」




所で、なんであたしのうちに人気モデルの日向がいるかと言うと

母が社長を務める、ここベリープロダクションは人気タレントの安全とプライバシーを守るために寮を設置している。
現在、18人のタレントがこの寮を利用しているのだが日向は部屋が満員になり入れなかった

なので、部屋の空きが出るまであたしの家に住むことになったのだ





日向「早く飯作れよ、お前と違って俺は忙しいんだから」


愛「ボソッ)ったく、どこがピュアボーイだよ」


日向「あ?なんか言ったか?」




どこが恋愛に奥手なピュアボーイだよ
こいつの本性は我儘で、女たらしの最低男!

こんな男、いくらカッコ良くても好きになるわけないじゃん