「そこ!さっきからうるさいぞ!人の話を聞く!」


  「は~い」
  「は~い」



  「じゃあさっき言ったみたいに、この後始業式だからな」



   ”そんな話してたんだ…”




  私と恵莉は体育館へ行った


  いつもと変わらない校長のくだらない話…


  誰も聞いているはずがない



  私は暇つぶしに担任の歳を考えていた