先生とミルクティー




   ”先生とデートかぁ…

    どんな服を着て行こうかなぁ…

    それまでに勉強もしないと…”




 気付くと終業式は終わっていた


  「恵莉、見て!先生からのメール」


  「デートなんだ~。ってこの時間って終業式中!?」


  「そう」


  「徳永も悪いねぇ」


  「いいの、それより、何か補習受ける?」


  「塾の補習があるから別にいいかなぁって。真希は?」


  「物理」


  「やっぱりね。ちゃんと勉強するんだよ?」


  「わかってるー」



   ”先生の授業だもん

    ちゃんとするに決まってるじゃん”