怪我をして、もうすぐ3週間…
あれからマネージャーとして部活に来ている
最後の大会が近づいてきて、みんな練習をがんばってるのに…
”みんなはがんばってるのに、私は…”
1人だけ取り残されている気がして、涙が出かけた
みんなに見せられないと、急いで体育館を出ようとした私は出入り口の所で誰かとぶつかった
「ごめんなさい…」
「飯島?」
”先生!?”
「お前、ひょっとして泣いてる?」
「いえ、別に…」
声が震えていた
「絶対に泣いてる。話聞いてやるから、準備室に来いよ」
私は黙って頷いた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…