先生とミルクティー




  「先生、来ました」


  「おう、入れ」


 部活の時とは違う先生の顔…

   ”どっちが本当かな…”


 ボーっとしていると先生が私の顔の前で手を振っていた


  「何飲む?コーヒー?紅茶?」


  「じゃあ紅茶。あっ、それとミルクある?」


  「あるけど、どうするんだ?」


  「ミルクティーにするの。好きなんだ~」


  「へー」



 先生が入れてくれている間、沈黙ができた