キキーッ

「きゃぁっ!!!」

私は怖くて目をつぶった。
何も起こらない。

温かいぬくもりに…懐かしい匂いに包まれた。


「お前、どれだけ危険なの好きなの?
本当に馬鹿なんじゃねーの? もっとまわりみろばかっ!」

こんなこというのなんて…一人しかいない。