彼は少し驚いた顔をしたがすぐに笑顔になって

「いいんですか?」

「全然いいですよ!病室にいたって暇なだけですし!」

「ありがとう!」


なんでこの人はこんなに喜んでいるんだろう?分かんないけど別にきにしなくていいや!


売店に着くと定員さんであろうおばさんたちが彼を見ながらなにか話していた

彼は顔を下に向け店の外にいた

「やだ、あの子何年もここにいる子よね最近見ないから退院したんだと思ってたわ!」

「私は何度か見てるわ!」

「うそ!教えてよね!」

なんで彼の悪口を言うのか分からなかった
でも無性に腹が立った

「あの!なんの悪口か知りませんけどやめてもらえます?気分悪くなるんで」

なんなのあのおばさん
酷すぎにもほどがある!