昔から彼女には友達がいなかった。


べつにいじめにあっているわけではない。


だけど彼女はずっと一人だった。


どこにいても。


学校にいても家にいても空


だけど彼女は高校である少年と出会う


宮澤 恭平


この少年が彼女の存在を