夜、台所で夕飯の片付けをしていると… よっちゃよっちゃ よっちゃよっちゃ…求道が流し台に近づいてきた。 「水 飲んでいいか?」 「…うん」 “どうぞ!”的に少し隅に寄ると、求道は、持っていたコップをドンッと流し台の真ん中に置き、水道の蛇口を全開にひねったのである。 勢いよく出た水は、噴水のように湧き上がり、それを見て求道は、高笑いした。 (…何がおもしろいんだか) そして…